CURURUスクラップ機能を廃止

http://www.cururu.jp/noticeread.nhn?nboardseq=480
本当に「単なるスクラップ」=他の人の記事をスクラップしておく だけならそれなりに便利かも…と思わなくもないが、ブックマークやクリップサービスがいろいろあって昔のように実体を切り貼りしなくてもポインターさえあって*ポインターが有効であり続けるならそれで十分。*ポインターが幽霊オブジェクトなんかになるとつらいがね。

で、「ボタン一発転載」機能と言えど乗り越えるべき障害は多い。

  • 転載する記事素材がすべてその記事作者の作成したものか、調査。
  • 記事作成者以外が作成した素材がある場合、その素材について転載OKか調査、問い合わせ。
  • 記事作成者以外が作成した素材が複数の作成者がいれば個別に調査、問い合わせ。
  • 条件次第でOKの場合条件をクリア。

書き直す。
転載ボタンを押す前に

  • 記事作者に「転載していいですか?」とか聞く*1
  • OKの場合、「記事にあなた以外が作成した素材はありませんか?」と聞く。
  • ない場合、転載ボタンを押す。
  • ない場合でも、たとえばどこかのねずみ写真が写りこんでいたらきっとだめ。*2
  • ある場合、全ての素材の作者のコンタクト先を入手。
  • 全ての素材の作者に「○○の記事にあなたの素材が使用されています。その記事を*転載*したいのですがよろしいですか?」と問い合わせる。
  • 誰か一人でも「だめです」と言うとアウト。
  • 全員がOKをだしたら転載ボタンを押す。

JASRACマークを使用して歌詞や音素材を貼り付けている記事だと自分もJASRACマークを取得しなければならない。JASRAC/その他権利団体管理外の曲だと個別に許諾を得る必要がある。メジャーな作曲家でもたまにその事務所管理にしていてJASRAC管理ではなかったりするのでややこしい。だから音素材の場合管理者がはっきりしていればそこに問い合わせ、はっきりしない場合はJ-WIDで検索し存在すればJASRACに、存在しなければどうにかしてその管理者を探し出さねばならない。blog tunesならblog tunesに問い合わせ。
まー記事作成者は当該曲の管理者を知っているはずだから教えてくれるだろうが。

所謂フリー素材の場合、記事作成者が使うのは通常OKだが転載されるとどうなのか?これも確認しなきゃいけない。再配布不可とか「一旦ダウンロードした上で、自サイトにアップロード」が条件になっている素材だと転載できない。

ああめんどくせー。単に「ちょっと気に入ったから転載」しようとしただけなのにこの手間の多さは何?雑誌を切り抜いてスクラップブックに貼り付ける、のに比べてこの手間の多さときたら・・・
まープライベートスペースに転載する分には多分ぽちっとやれば誰の邪魔も受けることはないと思うけど・・・

そこまでして転載?それで得られるものは何?

CURURUについては「転載」を「スクラップ」に読み替えてください。

*1:確認必須だと思っているわけではないが、念のため

*2:確認してません。デマかも知れません。本当のことを知りたければねずみの管理会社に問い合わせてください。