Hyper-VにCent OS 6.2をインストールする
ネットワークインストールを利用する場合。どうせあとからyumするときにはネットワークが使えないとどうしようもないのでこれでOK。
肝になるのはネットワークアダプタで、Windowsを乗せるときは通常のアダプタを設定しても問題ないから調子に乗って同じことをやるとハマる。
基本手順は
- レガシーアダプタをつかってインストールを済ませる
- LinuxICをインストール、最低限のアップデートまで済ませてシャットダウン。
- レガシーアダプタを削除し、通常のアダプタを接続する。
インストール中にifcfg-eth0にMACアドレスが書き込まれるので通常のアダプタを設定するときにレガシーアダプタに設定されていたMACアドレスを静的に記述する必要がある。
準備
仮想マシン作成
- ウィザードではネットワークアダプタを追加しない。後から「レガシーネットワーク」を追加する
- ハードディスクは先に作った仮想ハードディスクを割り当てる。
インストール直前
対象マシンの設定。
- ハードウェアの追加>レガシーネットワークアダプタ を追加。
- 追加したレガシーネットワークアダプタ に実際のネットワークカードを割り当てる。
- IDEコントローラ >DVDドライブ にインストールイメージを割り当てておく。
インストール
- 対象マシンを起動する。
- 普通にインストールを開始する。
- ネットワークアダプタの設定の際、確実にインターネットに接続できるアドレス、DNS、ゲートウェイを指定する。
- あとはひたすらインストーラーの指示に従う。
- インストールが終了したらhyper-Vメニューでインストールメディアを取り出して置く
- 再起動する。
- このあたりでレガシーネットワークアダプタに割り当てられたMACアドレスをメモっておく。
初期設定
- yum update する。
- 再起動。
LinuxIC インストール
- メディア>ディスクを挿入>LinuxICディスクイメージを挿入。
- mount /dev/cdrom /mnt する。
- cd /mnt
- install.sh 実行。時間がかかる。
- 終わったら「シャットダウン」。リブートじゃない。
ネットワークアダプタを入れ替える
- 通常のネットワークアダプタを設定。MACアドレスは先にメモったものを静的に割り当てる。
- レガシーアダプタを削除する。
- マシンを起動し、ifconfigとかで確認。
あとは必要なものをyum installとかapt-getとかrpmとかでインストールすれば良い。
ちょっと悩んだのはDNS確認をしようとdig example.comしようとしたら「command not found」といわれたこと。最小構成でインストールすると付いてこない。bind-utilsをインストールすれば良い。