諸君、私はコントラバスが好きだ


諸君、私はコントラバスが好きだ
諸君、私はコントラバスが好きだ
諸君、私はコントラバスが大好きだ

低音が好きだ
弦楽器が好きだ
オーケストラが好きだ
バンドが好きだ
ストリートが好きだ

クラシックで
マンドリン
ギターで
バンドで
ストリートで

この地上に存在するありとあらゆるコントラバスが大好きだ

うなる低音が好きだ
低音域で8度のラインをなぞる時など心がおどる

コントラCが好きだ
うなりを上げる時など胸がすくような気持ちだった

大きいボディが好きだ
電車にのって移動する時など感動すらおぼえる

ピチカートの一発などもうたまらない
静寂を破って響き渡るのは最高だ

電車で邪魔者扱いするのを
よけさせた時など絶頂すら覚える

低音が好きだ
チェロと同じと言われる時はとてもとても悲しいものだ

繊細さが好きだ
力仕事で埋め尽くされるのは屈辱の極みだ

諸君 私はコントラバスを 優しく包む様なコントラバスを望んでいる
諸君 私に付き従うコントラバス好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるコントラバスを望むか 
糞の様なコントラバスを望むか?
宇宙の深遠のようなコントラバスを望むか?


コントラバス!! コントラバス!! コントラバス!!


よろしい ならばコントラバス

だが、オーケストラで椅子がないことに耐え続けて来た我々には
ただのコントラバスではもはや足りない!!
コントラバスを!! 一心不乱の大コントラバスを!!

我々はわずかに小数
バイオリンに比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千の大砲だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の重低音集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、おいしいところをさらって行くを叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

連中にオーケストラの土台を思い出させてやる
連中にハーモニーの真髄を思い出させてやる
コントラバスには奴らの哲学では思いもよらない重低音がある事を思い出させてやる
1000人の大砲の集団で 世界をコントラバスで埋め尽くしてやる

目標 オーケストラ

カブトムシ作戦 状況を開始せよ

逝くぞ 諸君



「諸君、私はほにゃららが好きだ」ジェネレータにより生成