Yahoo!転載ボタンの認識の違いについて

ひろ氏()のブログで行われている議論についてちょっと思いついたこと。

転載可に設定する事に対しいくつかの認識が存在するようだ。

  • 「ご自由におとりください」とかかれたビラと同じ
  • 農産物の無人路上販売と同じ(料金ではなく挨拶を置いていけ、と言う違いはある)
  • 所謂シェアウェアやフリーではないソフトの試用版と同じ、制限事項を解除するにはそれなりの手順にしたがわなければならない

2番目と3番目は「定めた手順、約束事に従え」という点では同じだが、転載すると注意画像が現れるのはよくある「これはシェアウェアです」という表示とか、印刷系ソフトの試用版にある「サンプル版」という表示に近いと思い挙げてみた。

2番目で勝手に持っていかれる被害に対して「じゃあ販売機にすればいいじゃん」的反応もある。そしてそういう販売機もある。
3番目で究極の防御方法とも言える「ドライブ全消去」を導入したソフトもあった*1が、それに対する反応はどうだったか。

だがこういう考え方もあるらしい

  1. 自由に持っていってください。
  2. 持っていくときに挨拶をするのはマナーです。
  3. だから挨拶をしない場合自由に持っていくことは出来ません

…うまくまとめようとしたが無理だ。
1と2、個別にみると何も間違ってない。3は??それは「自由に持って行っていい」と矛盾する。「いいえ矛盾などありません」と言われたってダメだ。それは自由じゃない。
3を主張したいなら1を「挨拶をした方だけ持っていってください」でなければならない。

*1:作者によれば「テスト用コードが紛れ込んだらしい