無断リンク禁止に関するここ一週間のこと

最近「無断リンク禁止」のキーワードでブックマークされたりトラックバックされたりでいつも4−5PVなこの日記がアクセス倍増。みんなそんなに「無断リンク禁止」に興味があるのか・・・と思っていたらネタ元があった。
どうやらこんなサイトがあったらしい
・トップページで「リンクするときはご一報を」と書いてある
・ついでに「読み逃げするな」「読み逃げしても誰だかわかる」と書いてある
・「無断でリンクした」人にクレームをつけた(クレームのつもりはないかもしれない)
・「無断リンクした人」から謝罪コメントつけられた後、新たに「謝罪が来た」とエントリーを追加
・「リンクを禁止はしていない、お願いしているだけ」

個人的には「無断リンク禁止」とか「リンクするときは連絡を」とか書く気はない。リンクして報告する程度の事はあったら気持ちいいかもしれない、と思う。しかしトラックバックで言及したり記事エントリーにソースのアドレス貼る程度でいちいち報告してたらきりがない。トップ以外にリンクするな、って場合でも欲しいのは当該ページの情報なのでそこに直接リンクを貼る。ただし、トップへのリンクを推奨されている場合はトップへのリンクも「同時に」貼る。

が、件のサイトはどうか。
「お願いしているだけ」といいつつリンクした人にクレームをつける。さらに謝罪コメントが来た事を新規エントリーにする。この事から判断できるのは「自分の作ったルールがすべてであって、相手の都合、相手のルールなどお構いなしにそれを押し付けている」という事。
「お願いしているだけ」なら「リンクありがとう」だけでいいはず。トップに「連絡してくれ」って書いてるから連絡するのが筋、ってそんなのは自分ルールに過ぎない。ページを見たからコメントを残してくれ、って言うのも自分ルール。
「ホームページ」という言葉から自分のサイトが「家」だと思い込んでいるのかもしれないが、「ホームページ」はもともと和製英語であって「家」ではない。「ホーム」を最大限持ち主よりに解釈しても「ホームグラウンド」の「ホーム」程度。すなわち「自分の拠点」程度のこと。「公園で大声で自分の主張を叫ぶ」とか「フリーマーケット」とかに喩えたほうがしっくり来る。件のサイトは「無断リンク」を「前戯なし挿入」に喩えていたが、こんな下品で大間違いな喩えがあろうか。
さらに「気分悪くなるなら見なければ良い」とも書かれていたが、各種検索エンジンからそこにたどり着いた人にもそういうつもりか?何様?と思う。それこそmixiみたいな閉鎖空間でやって欲しい。
「気分悪くなるなら見なければ良い」とは言っても、一度見た不快感は消えない。殆どアクセスのないページでも、見られるときは見られる。公園のど真ん中でヌードになられて「この公園には誰も来ない。気分悪くなるなら見なければ良い」という言い訳が通用するのか?

結局「自分ルールを回りに押し付ける迷惑な人」という評価しか出来ない。


ただ、私の曲を勝手にリンクされるのは・・・ちょっと困るかな。いや、リンクは良いがそれを勝手に「ホームページ」のBGMにされるのは非常に困る。自分のPCで無限ループにする分には無問題。って、そんな人はいないか。