阪急タイガース誕生

http://chuspo.chunichi.co.jp/00/baseball/20060706/spon____baseball003.shtml
ついに阪急タイガースの誕生です。電鉄がどう反論しようと、名義が阪神タイガースであろうと、実質阪急タイガースと認定された、ってことです。

横浜株をTBSが取得したときはそんな風にはならなかった気がする。なぜ今回?というのが正直な感想。
阪急と阪神の統合によってそれぞれの電鉄、デパート他の市場価値は上がるのかもしれないが球団は多分落ちる。阪神ファンは「大阪神戸のタイガース」と思っており、決して「阪神電鉄のタイガース」とは思っていないから。ファンのことなど省みない球団経営が何年続いてきてもその意識は変わってない。85年の優勝のときもファンは「我々のタイガースの優勝」と思っていたが球団はそうではなかった。典型的なのは73年の優勝争い。
それでもファンは「我々のタイガース」という思いを抱き続けてきた。

それが「阪神・阪急のタイガース」と明確に提示されてしまうと、「そんなのは我々のタイガースではない」と思ってしまうだろう。
この提携で球団経営がよりファンの意識に近づくならばそれも良いが、どうしても厳しい経営になってしまう。

タイガースにとっても、ファンにとっても、厳しい時代になりそうです。



それにしても、村上さんがこういう結果を望んだのだとしたらゆるせん。引っ掻き回すだけ引っ掻き回して何も良いことなかった。